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松尾大社(1/22)

参道 奉納の舞

関西出張の合間をぬって、京都市嵐山の「酒の神様」松尾大社をお参りして来ました。
松尾さんの祭神は大山咋神と市杵島姫神。例年造り始めに行くことが多いのですが、今回は底冷えの一番厳しい時期、凛とした境内と社殿の裏にあって、酒を腐らせない力があると云われる霊泉「亀の井」の水にすがすがしい気力と勇気を頂いて来ました。

ところで、「酒」はなぜ「さけ」というのでしょうか?道祖神を「サイノカミ」と言いますが、昔から「サイ=坂」は神に近づく重要な場所で、神に「御饌(みけ=貢物)」をたむける風習があり、「坂(さ)」にたむける「饌(け)」から「酒(さけ)」になったとの説があります。また日本語の「さ」は語源的に神様が宿るところとの説もあり、祭(さい)=神様へのお供え、幸(さち)=神様から頂だく有用な食べ物、桜(さくら)=神様が宿るところに多い木、榊(さかき)=神様に捧げる木・・・・etc  そう言われてみればそんな気もしますね。(譲)

社殿 境内の大絵馬




よこて発酵文化研究所とは・・(1/12)

よこて発酵文化研究所ロゴ入り 麹について講演された東京農大小泉教授

秋田の食文化を語るとき、忘れてならないのが、米と麹と塩を使った保存食や漬物などの発酵食品です。
当蔵のある秋田県横手盆地は昭和30年頃まで全国一の麹生産量を誇っていた記録が残っており、発酵食品の宝庫です。今では笑い話でしょうが、管轄税務署のどぶろく造り検挙率も全国一だったそうです。
当研究所は昔からある発酵文化の継承と発展(どぶろくは対象外!)、それに伴う街づくりと地産地消の推進を目的として平成16年3月に設立された団体で、個人・企業あわせ130名で構成、
まんさくの花も醸造部会長として積極的に参画しています。<事務局は横手市役所>
当研究所のスローガンは「農業生産者は発酵を利用してより元気な土と農産物を作る」「企業は発酵技術の応用で新事業を興す」「住民は発酵食品を食べて健康になる」こと。
今般メンバーの大屋梅保存会の皆さんと共同開発した梅酒「梅まんさく」は、より健康を意識して氷砂糖に代えて日本酒を造るときに使う上等な甘酒を用いた点で、まさにスローガン通りの商品となりました。
「梅まんさく」を契機として、まんさくの花はこれからも第2、第3の共同開発商品を目指し、地域の発展に貢献して参ります。(譲)


1月12日には当研究所顧問の東京農大教授小泉武夫先生をお迎えして、先生の講演とともにメンバーによる活動報告がなされました。
(約100人の市民が参加)


かぼちゃの甘酒を発表する
横手水産物地方卸売市場の富山課長
梅の加工品を発表する大屋梅保存会の
戸田事務局長
規格外アスパラを使ったお菓子
「雪見まんじゅう」等を発表する
横手清陵学院高校
よこての発酵文化・食品の情報発信基地。
(有)よこて発酵厨房「蔵ら」





大雪VSまんさく蔵(1/16)

大屋根の積雪は2メートル強
だけど麹室は雪がなし
道路じゃないよ
屋根の上の雪路!

88年振りの豪雪に、まんさく蔵もおちおち寝てられません。
ご覧のように人海戦術あり、シューターを使い雪をすべらせ如何に効率よく雪降ろしをするか、と大雪VS人間の知恵比べ状態。何しろ古い上に広い屋根、あちらを降ろせばこちらが溜まりと延々と続く格闘に呆れるやら、くたびれるやら。でも、蔵や家を守らねば!
だから雪国は春が人一倍待ち遠しいんだよね。この屋根の下で日々醸される和醸良酒が芳醇な香りで春を呼んでいるようです。(久)
雪のすべり台!? 雪収集車に変身

杜氏の次男一家が陣中見舞いに来蔵、
孫の咲希ちゃんに目じり超タレ





まんさく杜氏 よこて市報に載る(1/13)

拡大表示でご覧下さい

新横手市の市報表紙を飾る横顔は当蔵杜氏、高橋良治です。
前から見てもいいけど、横顔も絵になるねぇー(^^)
社長も酒造りへのこだわりを熱く語っております。
特集「蔵人の心」ということで横手市の六蔵元が取材協力、さすが酒の国
秋田の面目躍如という読み応えのある誌面になりました。
広報担当の皆さんご苦労様でした。これから寒造りの真っ最中です。
秋田は冬祭りも始まります。大雪なんかに負けないよ!
秋田に来てね、横手に来てね、もちろん
まんさく蔵にも遊びに来てね!(久)





杉 玉 〈酒林〉(1/11)



吹雪の中、何度も位置を確かめ終了、
「やったー!」と大ちゃんの声に思わずにっこりの頭と麹師です。

1月11日、大安吉日。
まんさく蔵の正面に杉玉(酒林)があがりました。
醸造の安全と酒質の向上を願い掲げた今回の杉玉は直径70cm、約25Kの立派なものです。今年は大雪で杉の確保に苦労しましたが、青々とした真新しい杉玉、ようやく吟醸の搾りに間に合い、いかにもホッとした様子が見て取れますでしょうか?
前年度にも勝る酒を造りたいという蔵人の願いがこもっています。(久)
下ろされた昨年の杉玉、一年間、ありがとう。

「杉玉」とは杉の葉を束ね軒先に吊るし、その年の酒造りと松尾様(京都)のご加護を願う風習として、昔から造り酒屋に伝えられてきました。これを酒林(さかばやし)と言って、後に球状に造られたことから杉玉と言うようになりました。
造り酒屋の看板ともいえる、新しい杉玉は新酒が出来た目印となり、月日と共に色が褪せる様は酒の熟成度を表しているかのようです。





吟 醸 槽 掛 け (1/7)

1月7日、七草の今日は3回目の槽掛け「酒こまち」の搾りです。
一槽に300弱の酒袋を並べます、約一時間程の作業ですが敏速にしかも丁寧に進めます。たちまち辺りは芳醇な香りで満ち、思わず深呼吸したくなります。森林浴のようなアロマテラピー効果があるように感じます。フルーティな香り・・・蔵人から「香りも写せ!」との声があがり本当「
まんさくの花」に封じ込めてお届けいたしますね。(久)
頭と麹師が酒袋を交互に重ねていきます。
槽一杯になるまでは暫くこの体制。重労働です。
「ふぅ〜っ」これも交互に2人の鼻息、笑ってゴメン・・。

流石にこの日の夕食では、いつもの冗談も早々に食事を終えていました。
疲れたよね〜、ご苦労様です。





昨年折れてしまったもう一基の槽も
ほぼ全快。

今季も相棒と並んで仕事ができ
良かった。





モロミを満たした槽一杯の酒袋。

おもむろに滴り落ちる左側が「荒走り」
しばらくして「中取り」右側写真

時間に依り味が多少違います。

拡大表示でご覧下さい。



まんさく蔵の屋根では背丈以上ある雪との格闘。
勝負は今のところ負け気味・・・





初 春 や・・ (1/2)


秀峰 鳥海山

新年、明けましておめでとうございます。
本年も「
まんさくの花」を宜しくお願い申し上げます。
冬将軍は寝正月と見えて、元旦より穏やかな天気が続きます。
蔵の雪尾根から覗く青空と久しぶりに姿を現した「秀麗無比なる鳥海山よ」と秋田県民歌にも謳われた秀峰 鳥海山がくっきり裾長でお目見えです。「こいつは春から〜」で何だか今年は良い事ありそう!
蔵も留守番を残し、交代でお正月休みです。新しくなった松尾様のお札とそこかしこに飾られたお供えが皆の揃うのを待ちつつ蔵守をしています。今年のお酒はどんなかな〜楽しみにお待ち下さいね。
さて、2日に見る夢が初夢とか・・「一富士、二鷹、三まんさく」と願いたいものですが、どうぞ皆様、本年がワンダフル!な年となりますようにご祈念いたします。(久)
静かな蔵内に響く精米機ともろみの音だけが眠らない。

年末に御礼と安全と和醸良酒を願い月山神社の二階堂宮司にお出で頂き神事。